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2007年 04月 17日
卒業式後の飲み会でいがらしさんからいただいた招待券を持って、ただお展に行ってきました。 エントランスを入ると目の前に、見覚えのある、前髪のボリューム感たっぷりな御方が! 偶然にも、ちょうどレクチャーがある時間でした。 私が新しく入った研究室も、来年からあんどうケンチクに移るそうです。 そこで、これから使う人として、ちょっと質問してみました。 あんどうさんのケンチクを使う人に求めることは? 「2階から楠木が見えるように、野外で人が集まれるようにと色々考えてあるけれど、できあがった建築にずっと関わり続けることはできないし、学校だからね、べたべた貼り紙されたりするんだろう。 学校の先生は美しいとかいうことには無関心だからね。 東大の総長と話したけど、絶望的だね、という話しになりました。」 とのことでした。。。 「美しく」使うということが、単にきれいに使うということだけではないのかな? わからないけど、折角そんなに考えられて作られるわけだから、ちゃんと楽しく使わなきゃもったいないなぁと思いました。 作るまでをそんなに一生懸命考えたケンチクを世に送り出した(?)あとのことを、「絶望的」だとまで言わせてしまうなんて、なんだかもったいない。 使う人にも、リテラシー(と言うのかしら?)が必要なのだろう。 と言うか、あったら楽しいんだろう。 こないだ飲んだ時におおぜきくんが言っていたけど、 ケンチクから離れたけれども、全く捨ててしまってはいけないんだろうな、と思った。 建築学科にいた頃は、そんな場面で勇んで質問しちゃうような熱心な学生さんではなかったのに(笑)、離れてみるとまた違うものです。
by mahooo03
| 2007-04-17 19:57
| 建築のこと/都市のこと
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